8月8日(土) 鳴門のマダイ釣り

前回の駐車場の件。

漁協裏へ停めるように看板が設置されていた。

船からはけっこうな距離があるので,少し大変かと。

手前の公衆トイレのある県営?駐車場に止めるという手もあるが,

ここも観潮船の客の駐車場となっているため,停めないように言われたとか…



…で 釣りの話。

台風の影響が心配されたが,
風やうねりもなく 想定外のべた凪。

今日は 鯛ラバと飲ませサビキの二本立ての予定。

港の前は朝から飲ませサビキで鯛を狙う船で大混雑。



イワシの反応があるので,とりあえず 飲ませサビキからスタート。

港の前から海峡に向けてのポイントで約30隻ほどの船がひしめきあっている。

絨毯爆撃のように仕掛けや魚探の攻撃を受けると
釣れる物も釣れなくなってしまうようで…

船中1匹揚がっただけ。

ほかの船も 揚がっている様子はない。


風やうねりがなさそうなので,橋をくぐって太平洋へ。



波風もなく,いい感じ。



うねりが出るまえに好調だったポイントへ。

瀬戸内側はマダイがメインだが,

ここはマダイはもちろんハマチにサワラにスズキに…いろいろな魚がヒットしてくる。


いざ,仕掛けを入れようとするが…

いない。
どこにもいない。
イワシの影も形もない。

撤収〜(泣)


この釣りはイワシがいないと釣りが成立しない。
スタートラインにも立てない。



…で仕掛けの話。



大半の方は市販の仕掛けを使っている。

小鯛針8号にハリス4号40cm,間隔150cmと判を押したように同じ。

鯛も50cm級までなら問題なく取り込めるが
60cmを超えるような鯛に対しては不安が残る。

今日も同乗者が大物にハリスを切られたり 結び目がほどけたりしていた。

本来この仕掛けは 鯛サビキの仕掛けであって
飲ませサビキ用の仕掛けではないので,
強度的には不十分と言わざるを得ない。



前回 不覚にも鯛の大物に針を伸ばされてしまった。
針先もつぶされている。

ほかにもハマチやサワラが掛かった場合,ドラグを緩めてやりとりすれば,
十分にとれるのだが,乗合船の場合 走らせると同乗者とのおまつりは必至。

枝数の多い仕掛けは絡むと大変。
いい時合いを無駄にしてしまうので,どうしても強引になってしまう。
ドラグを締めればラインブレイク…

針やラインに不安が残るので,自作の仕掛けを試している。




瀬戸内側のゼンサに戻って 鯛ラバでも…というところであつたが,
そのまえに もう一カ所気になっている淡路側のギョウジャへ。

船が5,6隻出ているが釣れている感じはない。



魚探にはイワシがビッシリと映っていい感じ。

最初の流しで同乗者にスズキがヒット。

おりますねぇ。


次の流しでイワシの塊を通り過ぎた瞬間 次々と竿が舞い込んだ。

4人同時ヒット。私の竿にもヒット!!

ドラグからラインが引き出さされる。
まずまずの手応え。



ジャスト60cm。

前回は鯛のアタリも無かったが,
今回の改良版の仕掛けで釣ることができた。

ほかの方も良型の鯛を次々とキャッチ。

釣れるときには何人もが同時にヒットする爆発力があるのがこの釣りの魅力。


釣れだしたという情報が伝わったせいか,堂の浦の漁師の船もどんどんやってきた。

あっというまに大船団。



その後も ウルメをかじられ,針に乗り切らないアタリもあったが

2匹目をキャッチ。



少しサイズダウンの48cm。

潮が緩んでアタリも遠のき,船団もまばらになりだした。


もう終了かと思ったら まだいた。



またまたサイズダウンの45cm。

前回 いろいろな種類の針や
針にサバ皮やフラッシャー,ルミックスなどの装飾?をほどこしたものを試してみたが,
ある1種類の針(素針)だけにウルメが毎回付くことに気づいた。

市販のサバ皮仕掛けと連結して使ってみたが,
サバ皮仕掛けより ウルメがはるかによく付く。

サバ皮しかけの場合 ウルメの口にきっちりと掛からず枝が絡むことも多かったが
この針はきちんと口に掛かるので絡みもすくないことが分かった。

前回サワラ2本獲ったのもこの針だった。
軸が長いためサワラの歯に当たりにくいのでサワラ対策としても期待できそう。
強度的にもまったく問題なし。

最初から 全ての枝をこの針にしておけば良かったかな。




潮が緩んできたので,飛島周辺で鯛ラバ もといタコラバ(笑)



釣れません…


さらに潮が止まったので,橋の下で 鯛ラバ。



一流し目から同乗者にヒット。

他の方もヒット,さらに別の方にもヒット。

3連続ヒットに ええなぁ と思っていると私の竿にもアタリが…

カッカッカッ… から ゴンゴンと針に乗った感触。



42cm と小型ながら 今期 鯛ラバで釣った最初の鯛。(笑)

大潮なので すぐに潮がはやってしまい一流しで終了。(泣)

潮変わりのまさに一瞬のみの時合いであった。



瀬戸内側に戻ってソーズで二流し…異常なし。



港の前に帰ってきた。

このところほぼ一日中港の前で流している船は
一日粘って20〜30枚の鯛を揚げている。



鯛の気配は薄く,たまーーにどこかで1枚 ぽつんと揚がる程度。


暑さで朦朧としていると 竿先がギューーンと海中へ。

ゴンゴンと叩かないのでハマチやな。



他の方の仕掛けを絡めながらも無事身柄確保。

その後もアタリなく,14時 沖上がり。


イワシの反応は明らかに薄くなってしまい,アタリをとるのも苦労した。
盆明けには更に反応が悪くなることが予想されるが
また新たに群れが入ってくる可能性もある。

毎年 飲ませサビキができるシーズンは短いので,
次回は別の釣りになっているような気がするが,
今回手応えのあった仕掛けをさらに改良しておこう。(使うのは来シーズン?)



本日の釣果 マダイ 〜60cm 4匹 ハマチ